じゃがいもは楠瀬さんの差し入れです。民営化した郵便局を筆頭にヤマト佐川福山西濃はては北河内便も歳暮というカテゴリーではあまり運ばない品目ではありますが。むろん中元においても。
稽古場が浪花グランドロマンのアトリエであることを思えば毎年恒例のテントの時期であるならば、今回も制作を担当するきよみさんの手により、すみやかに肉じゃがもしくはカレーの具になってゆくのでせう。嗚呼。そして誰かがここで煙草を吸って。誰かが奥の手洗いに立ち。誰かがコンビニの袋から小腹を充たすものを取りだし。誰かの冗談に誰もが笑って、誰かの発言にみんなが突っ込んで。そして誰かの演技をみんなが見守って。
ようやく寒さがこたえてきた冬のさなかの地下室での風景がなんだか日常としてしっくり馴染みだし。いいなあ。

楽しかったなあ。

こんな年の瀬はそうないです。僕の場合限定かもしれないけど。とかいいつつ、みんな楽しそうだったもんなあ。
このメンバー全員が揃うのは多分この公演だけだ、だから頑張ろうという論理に基づく発言は大嫌いだけど、僕はこのメンバーでこの公演に向けての日々を過ごすことが出来て、幸せでした。

ありがとうございました。